アイヌ語で 「ニタイ」は“森” 「ト」は“湖”という意味です。

 
 森の緑と美しい塘路湖、野鳥や動植物を身近に感じられ、標茶町の自然と歴史を学べる博物館です。

館内は、標茶町博物館の前身である「標茶町郷土館」にて展示していた資料を中心に配置していますが、展示スペースが広くなったため、これまで展示していなかった資料を多く追加しています。また「標茶のアイヌ文化」「標茶の近代」展示室は、天井が高く開放的な展示空間で、高さを生かした資料配置を行ったほか、障がいのある方などのためにエレベーターを設置、ゆっくりと時間をかけて鑑賞できるよう、展示途中で休憩できる椅子をいくつかの展示室内に配置しています。


ご利用に関して

■開館時間:9時30分~16時30分
■休 館 日:◎毎週月曜日(祝日が月曜日の場合、翌日休館) 
       ◎年末年始(12月29日~1月3日)
      ※7月1日~8月31日まで休館日はありません。
      ※事情により臨時休館となる場合がございます。
■観 覧 料:◎個人/220円(税込)
       ◎団体(20人以上)/160円(税込)
      ※高校生以下と70歳以上の方 及び 障がいのある方と付添1名は無料。

〈館内展示室のご紹介〉

 

 

大昔の標茶

北海道東部に位置する標茶町では、在地文化の他にも、石刃鏃文化やオホーツク文化との繋がりがあるトビニタイ期など、北方文化に起因した遺跡が見られます。

 

 

標茶のアイヌ文化

標茶町では江戸後期より北海道の先住民族アイヌのコタン(集落)があったことが知られています。標茶のアイヌ文化は祭事を中心に、古くより研究されていました。

 

 

標茶の近代

標茶市街は、明治政府による釧路集治監設置により、大きく発展しました。一方で各地域での入植も大きな苦労の中進んでいきます。畑作から酪農への歩みを辿る事ができます。
 

 

 

飯島コレクション

標茶町を中心に北海道東部の昆虫相解明のために生涯をかけて研究に取り組んだ飯島一雄氏。その研究成果と、膨大な昆虫標本「飯島コレクション」をご紹介します。

 

 

標茶の自然

国立公園を二つ抱える広大で自然豊かな標茶町。多様な環境の中、様々な生き物や植物などを見ることができます。

 

 

屋内バードウォッチングコーナー

ラウンジの上に設置された鳥類を中心としたジオラマです。春夏・秋冬で展示が変わります。