標茶町育成牧場では5月に入牧した牛や、牛舎で冬をすごした牛たちが放牧されています。 放牧地では、放牧前に牛たちの発情や健康状態の観察をして、発情の兆候が見られる牛には獣医師さんが検査し、発情が確認された牛は、授精師さんが人工授精を行います。 人工授精後は、獣医士さんが妊娠の検査を行い、人工授精が成功した牛は、様子を見ながら放牧を続け秋まで牧場ですごしたり、場合によっては生まれた牧場に返します。 牛たちは健康状態を毎日観察して、何か問題があった場合は獣医士さんを呼んで詳しく検査します。
放牧前、発情の兆候や様子のおかしい牛を分けておきます
確認後、他の牛たちは放牧地に放されます
獣医士さんによる診療と注射による治療
診療の記録を取り、処置が必要な牛は治療します
牧場スタッフも確認し、授精師さんによる人工授精
元気に走り回ったり…
広大な牧場で豊富な牧草を食べて逞しく育ちます
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