冬を迎えた標茶町育成牧場では、牛舎による冬期舎飼が行われています。 牛舎で暮らす牛たちは、朝の給餌で配合飼料、発酵させた牧草など次々と餌を与えられますが、餌を食べるためにゲージに並んでいる間に、発情のチェックや検査・人工授精・妊娠確認を行っています。 冬期の牛たちは日当たりの良いパドック付きの牛舎で暮らし、人工授精を終えて出産が近くなると生まれた牧場に帰ります。 この日は、標茶町内の牛をひとつの牛舎にまとめる作業が行われました。
牧草ロールが運ばれると待ちきれずに食べ出す牛も…
給餌が始まるとゲージに並ぶ牛、食べ始めるとロックされます
配合飼料を黙々と食べる牛、待ちきれず直接食べようとする牛も…
ゲージに並んだ牛を確認し、妊娠した町内牛を移動する為に印を付けます
発酵させたサイレージが配られると顔を突っ込んで食べ始めます
発情の確認を行い、人工授精師さんが人工授精します
妊娠した町内牛を移動するのため、印を付けた牛のロックを解除
選り分けた牛を牛舎に追い込み、移動させます
牛舎の間は、人の盾をつくって移動させます
牛車から移動用のゲージに誘導します
ゲージの間を移動させ新しい牛舎に…
ゲージから、また人の盾をつくって牛舎へ移動させます
妊娠した町内牛を集めた牛舎へ移動終了です
妊娠した牛たちは、この牛舎で畜主さんの迎えが来るまで過ごします
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