AEDについて

AEDとは
 
utomated xternal efibrillatorの頭文字をとってAEDといいます。
日本語では自動体外式除細動といいます。
AEDはコンピューターによって傷病者の心臓のリズムを自動的に調べて除細動が必要かを自動的に決定します。取扱いはすべて音声メッセージで指示してくれます。
安全性が十分に確保され一般の人でも簡単な講習を受ければ確実に操作できます。

AEDの適用
8歳以上で体重25kg以上の傷病者に限ります。

除細動とは
 簡単にいいますと心臓に電気ショックをあたえ細動を除くということです。
 心疾患、特に心筋梗塞などが原因で突然倒れたような場合には心室細動と呼ばれる心臓が震えた状態で血液を送り出すポンプ機能が果たせない状態になります。
心室細動には電気的な刺激を与えることが一番効果があると言われています。

AEDによる除細動を行わなければならない理由

@目撃された心停止の傷病者の心臓のリズムは、除細動によって処置可能な心室細動と呼ばれるリズムであることが多い。
A心室細動に対するもっとも適切な対処法は除細動である。
B時間の経過とともに除細動の成功率はどんどん悪くなる。
C心室細動のリズムが持続する時間は数分間に過ぎない。

最近の話題としては愛知万博で電気自動車による救急隊がAEDを装備していました。

AEDの設置状況
病院、航空機内、空港、スポーツクラブ、職場、学校などで普及しはじめています。

救命の連鎖とは救命するために必要な処置がしっかりつながる事の重要性を表しています。
その中にAEDによる除細動も含まれました。

救命の連鎖

Bの正常に戻った波形

Aのショック時

@の心電図