チビの闘病記

‘99 1月19日
子宮チュウジ炎?で子宮敵失。チビは、赤ちゃんを産め無く なってしまいました。

‘01 7月22日
オッパイのところにシコリを発見!直ぐ北見市の病院 へ行くレントゲンを撮り検査、怪しい、とった方がいいと言われ、手術する事にする。

‘01 7月26日
手術。右後ろ2番目のオッパイを切除。病理検査へ、その日は病院に入院、次の日迎えに行く。人なら何日も入院だろうが犬は一日、なんて強いんだろう。チビ強い!でも頑張れ。

‘01 8月 6日
病理検査の結果が出た。結果は、残念ながら乳癌だった、たちの悪い癌細胞が発見されたらしい。悔しい。医師と相談し抗癌剤をうつことにした。保追っては、置けない。抗癌剤に託した。

‘01 8月 8日
第1回目の抗癌剤の点滴。2時間かけて落とす。チビはおとなしく我慢をしていた。

‘01 8月 9日
朝、散歩中に草を食べ吐く。少し元気が無い。抗癌剤のせいだろうか?・・・・でも翌日からは元気になってくれた。

‘01 8月17日
一週間後、血液検査。白血球が少し少ないと言われる。今度の抗癌剤の点滴までに数値を上げないと・・・薬が出た、白血球を増やす薬。

‘01 8月31日
第2回目の抗癌剤の点滴。血液検査をして白血球の数値は上がっていた。前回の点滴は、落とすのが速かったのではないかと、落とすのを遅くした。3時間、チビは我慢していた。

‘01 9月 6日
また、一週間がたち血液検査。今回も白血球の数値が低かった、でも大丈夫な位の数値らしい。もともとチビは、白血球が少なめな方なんだって。体重が少し減って、30.8キログラムになりました。でも今日もチビは元気に頑張っています。

‘01 9月20日
第3回目の抗癌剤の点滴。血液検査で今回は肝臓の数値か゛高かった、肝臓の薬も点滴した。そんなに気にする程の数値ではないらしい。今回もチビはおとなしく点滴を受けていた。先生もチビはおとなしくていいよねと、言っていました。

‘01 9月21日
雨の日だったせいか、朝の散歩に行かないと言って、小屋から出てこなかった。前日の疲れなのかな?往復3時間、車の中で揺られているんだからね。チビも疲れるよね

‘01 9月27日
一週間たって今日は血液検査の日でした。相変わらず白血球の数値は低めでした。でも大丈夫。チビは朝から車に乗るってそわそわしていた、元気なんですよ。体重は、30.4kgでした。

‘01 10月12日
2週間が経ち、第4回目の抗癌剤の点滴です。血液検査で今回も肝臓の数値か゛高かった、肝臓の薬も点滴した。一日2回飲む薬も出た。今回も肝臓の数値が高かったのが気になる。一週間後の血液検査で何でも無ければいいけれど・・体重も変わりないし、チビは元気そうに見える。でも何も言わないからチビの辛さはわかってあげられない。よく見てあげて感じてあげたい。頑張って欲しい。

‘01 10月20日
血液検査に行って来ました。やはり肝臓の数値が高かった、今回は薬で様子を見るとの事で薬を貰って来た。癌が肝臓に転移しているのではないか心配だ。チビは元気です。

‘01 11月 2日
抗癌剤の点滴も最後になりました。5回目です。血液検査を初めにして、やはり肝臓の数値が高かった。抗癌剤を点滴する分には問題は無いのだが、ALPの数値がすごく高くホルモン関係の方が怪しいと言う事で、詳しく血液検査をする事に。血液を札幌へ送って検査するので結果が判るまで1週間かかる。結果が心配だ。抗癌剤の副作用では無いそうだ・・・心配。
点滴は、最初待合室が混んでいたので入院室で始めた。でも暑いし、待合室も空いて来たので待合室に移った。待合室の方が涼しいんです。肝臓の薬等を点滴して3時間かかりました。チビは頑張っています。

‘01 11月 8日
血液検査に行って来ました。前回の肝臓の検査の結果はALPもGPTの数値も下がっていて、なんでも無いそうです。でも薬を飲んでいるので、そのせいも有るので薬は続けて行くそうです。
レントゲンも撮りました、右・左・仰向けの3枚。影も無く癌は転移していないようです。安心しました。抗癌剤も5回全部終わり、肝臓も然程なんでもない様なの
で次回検査は2ヶ月後で良いそうです。まずは一安心、よかった、よかった。でも、までオッパイは残っているので時々触ってシコリが無いか確かめていないとね。

‘02 1月 16日
2ヶ月振りの検査と予防接種に行って来ました。血液を採りレントゲンも撮って来ました。肝臓の数値が少し上がっていましたし、レントゲンでは、肺に薄っすらと陰が見えるような、見えないような・・。微妙なところで、まだハッキリ判らない状態だそうです。また、来月検査してみようと言うことでした。心配です。
『今度また、癌が発見されたらどうするんですか?』と聞いたところ、今度はもうイジメないって言ってました。・・・・・何でもないと良いのですが。チビも元気に頑張っているのに。

‘02 2月9日
お昼頃から、何かおかしい!
足元はフラフラ、いつも声を出さないチビがヒンヒン鳴いて涙を流し息もハアハアしている。何かの物の隅に顔を押し当て目もうつろ。
これはただ事ではないと、すぐ北見の病院に電話し病状を伝え、飛んで行きました。レントゲンを撮り診察をしました。気道は確りしていた。でも、肺の影は前回より少しハッキリしていた。しかし、今回の病状とは関係ないらしい、水も溜まっていないみたいだ。それで今回の病状の原因はと言うと、どうやら頭の発作らしい。人間で言うと脳卒中みたいなものなのだろうか?痛み止め、安定剤など3本の注射を打ってもらった。帰り注射のお陰か安定して寝ていた。目の方は光に反応し、見えているするらしい、でも呼んでもこっちを見ようとは、しないやはりボーとしている。  悲しい、もう年なのだからと、思いながらも、やはりこうなると、悲しい、バタバタと弱っていくチビを見るのがつらい。数年前までモコモコとした毛で飛び跳ねて遊んでいたチビを思い出すと、よけいつらい。

‘02 2月11日
病状は変わりがない、呼吸は楽になっている様だけれど、やはり足元はフラフラで目はうつろ。食欲はまあまあ、ある。それだけが頼みの綱の様な気がする。これで食欲も無くなったら・・・・チビ頑張ってくれ!!!昔の様に飛び付いて私達を押し倒す位になってくれ!!

‘02 2月13日
薬も無くなるので病院へ行ってきました。この日は長男夫婦(店主、三郎の長男店に居るのは次男の康則です)の猫、ポッポも5日程ご飯を食べていないので行きました。ポッポは老衰のせいもあるらしく、かなり危ない状態。点滴をうって来ましたが元気が有りません。ポッポも頑張ってほしいです。
チビは、この日少し足元がシッカリして来て、少し歩いていました。それでもヤッパリ本調子ではない。血液検査をして、以前言われていた通り肝臓の数値が高かった。超音波で肝臓を見てもらった、肝臓の映像はあんまり見れなかった様だったが、胆嚢の管が少し膨らんで要るそうだ。肝臓まで転移しているのだろうか・・・今の所判らないらしい。乳腺から肺、肺から脳。また乳腺から肝臓と言う可能性も有るそうだ。今回の場合両者なのだろうか、いずれにしろ、癌の転移だったら、もう手術も出来ないし後は薬に頼るしかない。9日の顔よりかは、幾分前のチビになって来た様なのでこのまま薬が効いてくれればいい。そして薬なんか飲まなくていい様になって欲しい。チビもポッポも。

‘02 2月17日午後11時25分頃
チビ、死んじゃいました。

何を書けばいいんだろう。どう気持ちを表現すればいいんだろう。悲しい、淋しい痛い・・・


17日に死んでしまってから、更新もせず、ただ上の3行を書いて3日経ちました。20日です。どうにか少し書けるような気になってきた。

17日朝方、鎖に足が絡んだと鳴いて呼んでいたので直しに行った、その後、鎖が小屋から外れ、近所の店の所まで行って、鎖が絡み鳴いていたらしく、近所の人から電話をもらい、チビを助けに行った。帰り、途中まで歩いて来たが歩けなくなり、そこからはソリに乗り帰る。足が弱っているのに、何故あそこまで行ったのだろう・・・・。頭は少しボーッとした感じで、足もとはフラフラしていた、が食欲はあり、餌をペロリとたいらげた。その日用事があり、留守にしなければならなかった。帰って来たのが午後5時過ぎ、チビは小屋の入り口に顔を乗せ外に寝ていた。『チビ』と声をかけると、顔を上げた、でも後はダメだった、目をつぶり、息苦しく呼吸して寝たきりになった。留守中も鳴いていたそうです。今、考えると留守にせず、ずーとチビの側にいてあげればよったと思った。
チビを、家の中に連れて行き、寝かせた。少し血を吐いていたのか、抱きかかえると手に血が付いた。肺・肝臓・頭・結局全身に転移していたのだろうか? 薬を細かく砕き水で溶きスポイトで飲ませた。もう食べる元気も、水を飲む元気もない。8時過ぎ突如鳴きだし、手足を動かし暴れだした。でも少しで収まった、また荒い息で寝ていた。11時過ぎ、様子も変わらない様なので、チビを父と母に頼み、私は1キロ程離れた自宅に帰った。帰って、風呂に入って居ると『キャキャン』と聞こえるはずのない、犬の鳴き声が聞こえた。何か嫌な予感がしたので風呂から上がるとすぐ電話が鳴った、『チビ今、死んじゃった・・・・』涙が溢れた。もう少し居てあげれば、チビの最後を見届けてあげれたのに・・・
聞くと、死ぬ間際、父が『チビ』と呼ぶと、目を開き父を見て、あと静かに目を閉じて、静かに息をひきとったらしい。いつも一緒にいた父が一番好きであったろうチビも、父の手の中で、安らかに眠れただろう。そう思いたい。
その日の夜は、雪の降る静かな夜だった。
チビに会いに行く勇気もなく、楽しかったチビとの思い出を、思い浮かべながら、窓から、雪の降る外を眺めていた。

翌日、外は吹雪。美幌峠・藻琴峠が通行止め、野上峠を通り小清水町を抜け、北見のペット霊園へ行き、火葬してきました。チビの肉体は、煙となって降りしきる雪の中に、消えて行きました。骨は、春になったら、チビの好きだった山に埋めてやるつもりです。

まだ、チビが直ぐそこに居るような気がします。
作業場で丸くなって寝ているような。遠くから私達を見つけて走って来るような。
そんな気がします。確かに淋しいです。でもチビは私達を見守って居てくれている。いつも側に居るそんな気がします。

でも、チビは逝ってしまいました。私たちの心の中に・・・

もう私たちの手でチビを撫でて可愛がってあげられません。

いつまでもキミの事は忘れないよ


栗田チビ 11歳3ヶ月
ありがとう
・・・
安らかに眠ってね。







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でけーじゃん!!
 どこがチビ?

 名前    栗田 チビ 
 本名    聖華 号  (天然記念物秋田犬) 
        秋保籍登録番号 91第184号
        父 新玄  母 龍姫
 性別    雌
生年月日  平成2年11月16日
 年齢    10歳
        (人間の歳で約56歳)
 体重    40kg?間違いでした32kg!!



おばあちゃんになって、動作がだいぶゆっくりになっちゃた。
歳じゃなくて、太りすぎ?かな。
それでもチビです。
よろしくね。

ワン

 
  ワン

じゃじゃーん

ほーら出て来た。

栗田 チビでーす。

ほらほら、見えてきた。

チビもこっちを見てるよ。

    “ う〜ん?
   チビって犬?”

でーす。

栗田民芸店

          チビの家です。

        “こんなに大きーいの!?”

中で区切られているから、こんなに大きくないんだよ。

        “ でー、チビて、何?”

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