多和平
一番草(牧草)の刈り取り

 牧場では、6月中旬から牧草の「一番草」刈り取りが始まります。
 標茶町育成牧場は、面積が広く自然の地形を活かした起伏のある牧場の為、牧草刈りは大変な作業です。
 これからの季節、天気の良い日は毎日のように牧草刈りは続き、最後の一番草が終わるころには、二番草の刈り取りが始まります。
  摩周岳(左)と西別岳(右)を背景に牧草を反転させるトラクター
反転(機械:テッター)
刈ってしばらく乾燥させた牧草を反転させ、更に乾燥します。
集草(機械:レーキ)
乾燥した牧草を帯状に並べます。
牧草ロール(機械:ロールベーラー)帯状に並べられた牧草をロールにします。
ロールベーラーでは、取り込むときに牧草を短くカットして、圧縮しながらロール状にします。
牧草ロールはトラックに積み込まれ保管地に輸送されます。
ひとつ700kg〜800kgもある牧草ロールを次々に積んでいきます。
丁寧に積み上げていきます。かなり職人技!!
 この牧草ロールの一山340個を通 称「大俵」と呼びます。
 これを牧場の牛たちは8日から9日で食べてしまいます。(^◇^;)
俵状に積み上げられた牧草ロールを一塊りにしてビニールシートを掛け保管します。
土の上に積み上げ、まとめてシートに包むことにより余分な水分が地中に吸収され、牧草は最適な状況に発酵されます。
また、個別にラッピングするよりもビニールも節約できるので環境にも良いのです。(^-^)

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牧場の概要 施設ご案内 牧場の四季 牧場の仕事 DATA
標茶町育成牧場
北海道川上郡標茶町字標茶788番地5(上多和)
TEL 015-486-2747 FAX 015-486-2745
 

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