大地震がおき電話がかかりにくくなった時に連絡をとる手段として「災害用伝言ダイヤル」を使いましょう。これは加入電話、公衆電話、携帯電話、PHSからも利用できます。番号は局番なしの「171」で音声案内にしたがって操作します。
家庭の中で避難場所を確認しましょう。
また、日頃から非常持ち出し品を準備してリュックサックやカバンにつめておきましょう。非常食の目安は家族3日分、他に懐中電灯、ラジオ、電池、衣類、常備薬、手袋、ティッシュ、コンタクトレンズ、家庭によってはオムツ、ミルク、女性の方は生理用品を用意しましょう。
周囲のデマなどに惑わされず、ラジオなどで正確な情報を入手しましょう。また避難所で怪我をしている人や体の不自由な人などには、いたわりの手をさしのべましょう。
避難する時に大勢の人が車を使うと渋滞がおき消防車や救急車が通れなくなります。避難には車は使わないようにしましょう。
また震度5以上の揺れの中運転すると運転に支障をきたします。道路の左側に車を止めましょう。避難する時はキーをつけたままにします。
避難の際エレベーターは使わないで下さい。万が一エレベーターに乗っていた場合、各階のボタンを全部押し最初に止まった階で降りて、階段で避難して下さい。
繁華街では、地震の揺れで看板やガラスの破片が落ちてくる可能性があります。頭をカバンなどで守り建物から離れて広い場所に避難しましょう。また電線、ブロック塀、自動販売機にも注意が必要です。
地震の揺れでドアが開かなくなったり、家具が倒れて出入り口をふさぐこともあります。この状態で火災が起きたりすると危険です。ドアや窓を開け出入り口を確保してください。
地震の揺れは長くても1分程度です。揺れている最中は、火にかけている鍋などに近ずくと思わぬやけどを負うことがあります。揺れがおさまってからすみやかに火の始末をします。その際は元栓もしめてください。
グラッときたら、まず身の安全を確保することが大事です。丈夫な机の下など安全な場所に身をかくしましょう。余裕がなければ、身近な座布団や枕で頭を保護しましょう。