チーズ

 牛乳に仔牛の胃からとった酵素(レンネット)やスターター(乳酸菌)などを加えると、乳脂肪などの固まり(カード)と水分(ホエー)に分かれ、水分を取り除くとチーズになります。チーズを1キログラム作るには、その10〜14倍の牛乳が必要です。5000〜6000年前、ラクダにのって砂漠を通っていたアラビアの商人が、子羊の胃袋に入れておいた山羊のミルクを飲もうとしたら、チーズになっていたというお話があります。

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