バター
生クリームをふったりかき混ぜたりすると、タンパク質の膜に包まれていた脂肪球がぶつかりあい、膜が破れて脂肪球同士が集まり、固まりとなります。それを十分に練り合わせるとバターが完成します。このとき脂肪球に含まれているカロチンという黄色い色素が、膜が破れたために出てくるので、白いミルクが黄色いバターになるのです。
バターは今から4000年前に作られたといわれ、古代ローマや古代インドでは、高価な塗薬や化粧品として使われていたそうです。
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